ピラティスにおいて呼吸はとても大切なものです。呼吸は誰にでもできる簡単なことでもありますが、意識して呼吸をすることは簡単ではなかったりもします。常に呼吸に意識を向けながらエクササイズを行っていきましょう！ ピラティスでは、「胸式呼吸」と言う横隔膜を使った呼吸で行います。胸式呼吸で息をしっかり吐き切ることにより、交感神経と副交感神経のバランスが整い、気分がすっきりするなどの効果があります。そして筋力がアップし姿勢が改善されることにより、肩こりや腰痛の改善が期待できます。

姿勢は命ともいえます。ピラティスの基本姿勢とは、頭から足先までがまっすぐに伸びていることです。 頭,肩,骨盤,四肢の配置が相対的位置関係にあり,左右のバランスを保ちながらエクササイズを行うことで、きちんと呼吸ができるようになります。

言葉通り、体全体を意識してすべてを使い動く感覚のことです。 部分的な感覚だけではなく、体全体の繋がりを意識した「流れる動き」を実現させるために、安定感のある動きができることを目指します。 安定性がある＝動作の中での安定感がある、理想的な姿勢を保つことができているということです。

骨盤の安定性が動きの中の安定性に繋がります コア（＝体幹）の入れ方は様々ですが、環境を整えることに意識を置き、骨盤の安定性が保てる場所を意識して動かすことにより、コアの感覚が身に付きます。コアを鍛えるには、安定させる力と柔軟性の両方が重要です。

動きによって精度に意識を向け、色々な使い方ができるようになることを目指します。 筋肉をイーセントリック（＝体をばねのように動かすこと）に働かせ、常に筋肉と関節が連携した動きになるようにイメージをしながら動いていくことが重要です。